自律訓練法

リラックスしている時の体の反応をまねて、まず体をリラックスさせるというコンセプトで開発されたのが「自律訓練法」です。

リラックスしている手足が重たく感じたり温かく感じられたりするものです。
リラックスしている時に手足の状態をよく観察しておき、リラックスしたいときにその状態をまず思い出してその状態を作るわけですね。すると体がリラックスしたので潜在意識がリラックスしているのかなあと暗示にかかります。その結果本当にリラックスできるというわけです。

本当は普段から練習しておく必要がありますが、
即席でもできないことはありません。

利き腕に注意を集中し、肩から先の力を抜きます。
力がうまく抜けない時はちょっとコツがあります。
まず逆に力を入れます。
力こぶを作るように右腕にぐっと力を入れて、
それから一気に力を抜きます。
そのほうが「力を抜く」という感覚が味わえます。

右手→左手→右足→左足→胴体→首や頭部と全身をスキャンして力が入っているところをリラックスさせてみましょう。

そうこうしているうちに、ほら♪
力が抜けてだんだんと手足もあたたかくなり心もリラックスしてきます。

コメントは受け付けていません。