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今回は、【長所に目を向けることの大切さ】について解説します。
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カウンセリングをしていると、時々、
自分にはいいところなんてない、欠点ばかりだと自分を卑下する人がいます。
そんな人は自分の欠点ばかりに目が行ってしまい自分の長所には目が行きません。
欠点というのは三日月のようなもの。
細く見えているところは光が当たって目立ちますが、
全体の面積から言うとごく一部です。
光が当たらない暗い部分の方が大きいのです。
光が当たらない部分が長所です。
私たちは今までの人生でいろいろなことを学んできました。
立ったり歩いたり、走ったりできるのが当たり前と思っているでしょうが、
それだって頑張って習得してきた立派な技術です。
自転車や自動車に乗れるのだって、
パソコンや携帯が使えるのだってホントはすごいことです。
仕事をしている人なら、
朝起きて決まった時間にちゃんと仕事に行っていることだって
ホントはスゴイことなんです。
しかし、そんな当たり前にできていることには光があたらない。
自分は欠点ばかりだと卑下してしまう。
それじゃあ力がわいてきません。元気がなくなってしまいます。
時には欠点ではなく、
自分の中のできること、やれること、得意なことに目を向けてみましょう。
「そうだ!朝起きて毎日ちゃんと仕事行ってるんだ。
今日も頑張るぞ♪」とことさらに自分をほめてみましょう。
仕事してない人だってちゃんとやれていることはあるはずです。
「きょうもちゃんと風呂入ったぞ♪」
そんなレベルでも自分をほめるところから始めてみましょう。
すると、少しずつ気持ちが前に向いてくるのが感じられますよ。